僕の
お母さん猫はなちゃんと、はなちゃんの飼い主いずっちさんのお話は前回したけど・・・
今回は、マリコさん・・・って人のお話♪
このマリコさんがいなかったら、今の僕はいなかったんだよ・・・
いきなりだけど、この猫ちゃん・・・誰だと思う?
僕のひいおばあちゃんなんだって♪ (´▽`〃)
僕のひいおばあちゃんは、 今から5年ほど前、捨て猫になったんだ・・・
捨て猫になったひいおばあちゃんは、人を警戒することを知らず、とても人懐っこい猫だった。
そんなひいおばあちゃんが出会ったのが、当時高校1年生だったマリコさんだ。
マリコさんは、人懐っこいその猫にエサを与え、その猫はマリコさんの家の作業小屋に住みついたのでした。
マリコさんはその猫をミケと名づけました。
まもなくして、ミケは3匹の子供を産みましたが、そのうち2匹は死んでしまい、しろちゃん1匹だけが助かったんだ。
当時、マリコさんの家族は猫を飼うことに反対だったため、マリコさんはエサ代を稼ぐためにバイトをしながら受験勉強をしていたんだって。
そんなある日・・・しろちゃんが妊娠しました。
しろちゃんはエサのとき以外は家によりつかず、そのうちどこかで仔猫を産んだということは、しろちゃんの体の変化から容易に想像はできました。
いつものように、夕方エサを食べたしろちゃんが家を離れた数分後・・・
ドン!!という音が・・・
しろちゃんは交通事故にあってしまったのです・・・
マリコさんはしろちゃんのもとへ駆けつけましたが、もう、しろちゃんの息はありませんでした・・・
マリコさんは思いました・・・
この子が産んだ仔猫たちはどこにいるんだろうか?
・・・・マリコさんは探しました
生まれたばかりで、何もできない仔猫たちを・・・ずっと、ずっと次の日も・・・
しかし、しろちゃんがどこで産んだかもわからないため、マリコさんは仔猫を見つけることができずにいました。
そのまた次の日の夜・・・マリコさんが仔猫たちを探していると、マリコさんの耳に仔猫たちの鳴き声が聞こえたのです。
マリコさんはやっと見つけた仔猫3匹を、それはもう大切な宝物を運ぶような気持ちで、家につれて帰ったんだ。
やっと歩けるくらいの赤ちゃん猫をマリコ一人で育てるのは試行錯誤の連続だったんだって。
家の中で猫を飼うのは許してもらなかった、マリコさんはバイトを続けながら、作業小屋でミケと仔猫たちを育てたんだよ。
そんなマリコさんも、大学進学が決まり、春には実家を離れることに・・・
育てた仔猫たちの募集をしたところ、そのうちの1匹だった『はなちゃん』の飼い主さんになってくれたのが、前に紹介した
『いずっちさん』なんだ。
でもね・・・実はその頃、はなちゃんは妊娠していたんだ・・・
そのことに気付くのは、はなちゃんがいずっちさんに引き取られた後のことだったんだ。
マリコさんは、それはもう、とてもとても申し訳なく思ったけど・・・
優しいいずっちさんは、怒るどころか、新しい命の誕生をとても喜んでくれたんだ♪
もう気付いたよね・・・?
そう、はなちゃんの体に宿ったこの新しい命って・・・
・・・僕と僕の兄弟のことなんだ♪ヽ(▽`*ヽ)
僕も飼い主夫婦もマリコさんには会ったことないけど、マリコさん、いずっちさんにブログのことを聞いて、僕に会いにブログを見に来てくれてたんだって。
僕はひいおばあちゃんにも会えて、なんだかとってもうれしいんだぁ(´▽`〃)
うん???
マリコさんは、どうして鳴き声だけで3匹の仔猫をしろちゃんが産んだってわかったのかって?
よくわからないけどさぁ・・・でも・・・・
クリクリのお目目や・・・
ゴロンって横になったときに、ナナメにはみ出す後ろ足も・・・
僕とひいおばあちゃんそっくりなんだもん・*・(*´ー`*)・*・